第26話 エビスじいちゃん代理
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駄菓子屋エビスの支援活動のため、宣伝用のチラシの作成に授業の5時間目と6時間目に費やし
みんなの意見をまとめ、そして日葵が仕上げを行い完成する。
エビスじいちゃんと仲良くなりたい日葵は満を持して完成したチラシを提出しようと、
クラスのみんなと丹家先生で駄菓子屋エビスに赴くが
店内にいたのはエビスじいちゃんではなく息子の理貴だった。
なぜ理貴が店内にいるのか、エビスじいちゃんはどこへ行ってしまったのだろうか。
日葵は理貴に顔を合わせず気まずそうに一歩後ろに下がってしまう。
そして日葵は後退してすぐに楓の背の後ろに隠れる。
楓「ちょっ!ちょっと日葵!」
日葵「う…」
引っ込み思案で人見知りな日葵には無理もないだろう。
駄菓子屋に到着するまでの間、エビスじいちゃんと何を話すか事前に考えていたのに相手は違うと戸惑ってしまう。
この状況に日葵にとっては蓋を開けてみたら思っていたのと違ってガッカリした以上の絶望なのである。
エビスじいちゃんの代わりに店内にいる若い男性だが翔吉は彼のことを知っているみたいだ。
しかし翔吉の本人確認をするような発言から知り合いではなく初対面のようだ。
理貴という人物はエビスじいちゃんの息子であるためおそらくどこかで翔吉の父の話とかで聞いているだろうから
彼のことを全然知らなくても名前だけは知っていたのだろう。
またしても翔吉のほうに軍配が上がりそうだ。
丹下先生(う~んどうにかしないとな)
まずは緊張している日葵をどうにかしないといけない。
みんなで考えた駄菓子屋エビスのチラシを提出して評価をいただき校外学習の成果物にするのが目的であるが
それよりも日葵とエビスじいちゃんとの繋がりを強化することを優先したい。
エビスじいちゃん本人がいないなら今回は出直してエビスじいちゃんがいる日にまた行くのもありかもしれないが
理貴とも今後関わってくるかもしれないのであきらめず翔吉を通じて、
事情を話して、チラシの件のことと日葵のことも話しておきたい。
エビスじいちゃんの行方について聞きたいところだが、それについて翔吉が質問してくれた。
翔吉「あの~エビスじいちゃんは?」
理貴「あっ親父のことか?」
聞きなじみのないがエビスじいちゃんと聞いて理貴は子どもたちが呼んでいるのは自分の父であるとことがわかった。
理貴「親父なら歯医者に行ってるよ」
日葵「医者!?エビスじいちゃん具合悪いんですか!?」
丹下先生「落ち着いて日葵ちゃん!」
楓「日葵!歯医者だよ!エビスじいちゃんは歯医者に行ってるのよ!」
理貴「そうそう!歯医者!」
日葵は聞き間違えたみたいでエビスじいちゃんが体調を崩し病院に行ってしまったのだと思ってしまった。
少しパニックになってしまったが日葵の緊張がゆるんだかもしない。
理貴「大丈夫!大丈夫!親父はまだまだピンピンしているから!」
理貴「親父固いグミ食ったら歯折っちゃってな」
翔吉「あの時か!エビスじいちゃんとまた会ったんだよね」
翔吉「父ちゃんと一緒だったんだけど父ちゃんとエビスじいちゃんと仕事とかで仲いいみたいで」
理貴「翠の歯科クリニックで本多さんに会ったって親父が言ってたな」
理貴「実は俺もAOZORAのオリーブで働いているから翔吉君のお父さんのこと知っているんだ。」
理貴「んで、今日俺仕事休みだから代わりにやっているのさ。」
エビスじいちゃんが翠の歯科クリニックへ前日行ったことで本多と再開したと言っていた。
それで翔吉が駄菓子屋に再び来店するきっかけになっていったのである。
歯の治療のため歯科医院に行っており不在で、理貴はその日仕事が休みなので代理として店番をしているのである。
丹下先生「店長の後を継いで精進しているのですね」
理貴「いえいえ、精進とか後を継ぐとか、そんな大したことないです。私はまだまだですよ」
父のことを店長と言ったので、丹下先生も「オリーブ」の常連であることがわかる。
もしかしたら「オリーブ」店内のどこかで客として来店した丹下先生とすれ違っていたかもしれない。
昨日エビスじいちゃんが桜林小学校の生徒たちとその先生が駄菓子屋に来店してくれたことは聞いている。
今日も同じようなメンツで来てくれたのだろう。
ここで丹下先生は日葵のことについて口火を切る。
丹下先生「お世話になっております。」
丹下先生「私は桜林小学校3年の担任をしている丹下と申します」
理貴「はい、こちらこそお世話になっております。」
理貴「星川です。星川理貴と申します。」
担任の先生からの自己紹介に身を引き締める理貴。
本業で働いている「オリーブ」とはまったく違った緊張感があり
元は物置倉庫でこの駄菓子屋店内も見慣れてはいるがエビスじいちゃんがいないため理貴一人で対応しなければならない。
緊張しているがそれよりも子どもたちと会話していることに30歳の理貴は嬉しく思っている。
丹下先生「翔吉君のお父さんがオリーブで働いているのはご存じでありますが」
丹下先生「実は日葵ちゃんのお母さんも同じオリーブで働いているのです。」
日葵「日野日葵です!よろしくお願いします!」
すぐに理貴は心当たりがあったかのように来客者名簿を確認した。
名簿に日野日葵の名前を見つけ、納得したかのように理貴は頷いた。
日野の苗字を持つ従業員がいることは理貴も知っているが
その人が日葵の母親であることはまだわからなかったのである。
日葵「えっと…お母さんはお弁当を作って働いているの」
理貴「そうなんだ!俺販売のほうやってて厨房のほうに声かけられなくて…」
理貴「今度声かけてみるよ」
日葵「はい!ありがとうございます。」
日葵「私もお母さんに言っておきます」
楓「よかったね!日葵」
日葵「うん!」
エビスじいちゃん本人ではないがその息子の理貴が現役で「オリーブ」で働いているので話がうまく進めそうである。
理貴「子どもたちは親父のことエビスじいちゃんって呼んでいるんだね」
和河也「そう呼んで欲しいと言われたので…」
理貴「恵美須は俺の母の名前なんで…そうか…なるほど」
理貴は母の仏壇がある2階のほうを見つめる。
丹下先生「恵美須さんに線香を立ててあげよう…」
子どもたち「はい!」
子どもたちの「はい!」の返事が理貴の胸に響いた。
理貴「あ!ありがとうございます!」
涙をこらえ生徒たちと担任を畳に上がらせ2階を案内した。
丹下先生の声からきっと昨日も母の仏壇に線香を立ててくれたのだと思われる。
また駄菓子屋に来たよという知らせにもなってよいだろう。
この駄菓子屋エビスは母のために建てられたものなのだから。
既に事情を聞いていると思われるが改めて理貴が駄菓子屋エビスを建てられた当時の心境を語った。
理貴「私の母はお菓子が好きでして前から駄菓子屋をやりたいと言ってたんです。」
理貴「親父がオリーブで店長をやっていたもんだから母は親父のことを期待していたんですよ」
理貴「けど親父は強く反対してました…」
丹下先生「ご自身は駄菓子屋を建てることに賛成なり反対なり当時の心境はいかがだったんでしょうか?」
理貴「実はえっと私は他県のほうで出稼ぎに行ってたんですけど上手くいかなくて実家に戻った時に知ったんです」
理貴「駄菓子屋を建てるか建てないかって親父と母の話を聞いて」
理貴「あの年になっても将来のことを考えているなんて当時の自分を見て複雑になりました。」
理貴「だから当時の私は言える立場じゃなかったので二人に委ねていました。」
丹下先生「そうですか…」
理貴「何か自分にもできることはないか親父に相談したらオリーブの仕事を紹介されて今に至るって感じです。」
過去の話をしつつも最後は自分の立場を語った理貴。
母の仏壇と丹下先生と日葵たちを交互に視線を送りながらそう語る理貴は
話を暗くしないように言葉を選んで配慮していることが伝わる。
理貴の存在がエビスじいちゃんの経済的な支援と心の支えになっているのは確かだ。
本業が休みで少しでも体を休めたいのにも関わらず
親の手伝いをしている理貴の姿に丹下先生は一教師として彼を尊敬している。
例え面倒くさくて仕方なくやっていると本音が漏れたりどこか彼の気持ちのどこかにそんな嫌なことがあったりしても
こうして家族のために献身的にやっていることは立派なのである。
そんな理貴の姿を見習い、子どもたちも同じように成長してほしいと丹下先生は願っていた。
段取りはこの前と同じになるかもしれないがエビスじいちゃん代理の理貴と
桜林小学校3年生と担任とどのような意見や話し合いが繰り広げられるのだろうか。
みんな1階に下りて同じ畳の上で話し合っていく。
理貴「駄菓子屋を始めたはいいものの建ててから数か月はお客さんは誰一人も来ませんでした。」
理貴「口では言いませんでしたがどこかあきらめに似たような雰囲気を親父の顔から感じておりました。」
理貴「長くても今年いっぱいで店を畳んじゃうじゃないかと…」
経営の難しさをエビスじいちゃんを通じて語る理貴。
理貴「でもそんな時に子どものお客さんが初めて店に来て親父は喜んでいました。」
和河也「多分最初に店に入ったのは僕っスね!」
慎吾「俺と翔吉が和河也を探していた時にここの駄菓子屋を見つけたんです。」
慎吾「リンゴをごちそうしてもらいました。」
慎吾「それで翔吉は麦茶のほかに飲み物はないかって無茶ぶりしてたんですよ」
翔吉「まあ、そういうことっス…」
理貴「うんうん!それで親父は飲み物を…」
実際に子どもたちの話を聞いてエビスじいちゃんが飲み物を売ることにこだわっていたのがこれでわかった。
飲み物を売ることはもう決定しているので後はその売り方だけを工夫するだけである。
翔吉「後、グミとかキャンディーとか売ってないかと言ってたような気がします。俺」
付け足すように翔吉は当時自分が言っていたことを思い出しながらそう言う。
お菓子の品揃え、拡充すること全ては翔吉たちの言葉がエビスじいちゃんの行動と内面に変化をもたらしたのである。
楓「ちょうどあの日、桜林小学校は創立記念日で休みだったんですよ」
理貴「うん、本当にこんな小さな駄菓子屋を見つけてくありがとね」
日葵「私が全部買いました!お菓子!」
楓「うん!そう!日葵がお小遣い全部使ってお菓子全部買ったんだよね!」
それを聞いて理貴は畳の上で正座して土下座するように頭を下げて日葵に感謝の言葉を送る。
理貴「日葵ちゃんありがとう!これからよろしくね!」
理貴「もう本当にびっくりしたよ!売上が3000円ぐらいなってたから!」
日葵「はい!こちらこそよろしくお願いいたします!」
日葵も理貴に面と向かって土下座するように頭を下げた。
丹下先生(いい感じだよ!日葵ちゃん!)
心の中でガッツポーズする丹下先生。
エビスじいちゃんよりも先に理貴と良い関係を築けそうである。
ちょうどいいタイミングなのでここで完成したチラシを提供することにする。
事前にエビスじいちゃんから聞いてはずだろうから理喜もチラシの件は知っているはず。
日葵たちが来店した目的は宿題にもしてあったチラシのデザインの提供すること。
またお菓子を買うために来たのではなく生徒たちの社会勉強ないし校外学習もかねて
この駄菓子屋エビスの将来について考え支援活動をするために来たのである。
丹下先生「本日はこれを提出にしてこちらへお伺いしました。」
理貴「すっすごい!これ親父の似顔絵ですか?」
チラシのデザインを見てすぐに目に留まったのはエビスじいちゃんの似顔絵である。
丹下先生「みんなで事業時間を使って案を出し合って」
丹下先生「そして日葵ちゃんが絵を描いて仕上げたんですよ。」
理貴「え!?日葵ちゃんが!?絵上手いね!」
理貴「これは親父も喜ぶよ!」
理貴の感想こそが切実に待っていた言葉でありエビスじいちゃんが喜ぶ姿が見たかったのである。
日葵の絵に絶賛していてこれはとてもいい展開である。
このチラシはまさにお近づきの印とも言える。
現在エビスじいちゃんは歯の治療のため歯科医院に行って辛い思いをしているだろうが
歯の治療を乗り越えて頑張ったエビスじいちゃんのご褒美になってくれるはずだ。
幼き子どもたちの顔ぶれを見ながら渡されたチラシを眺めていた。
招き猫の絵は日葵と和河也の考えてくれたもので、お菓子の絵は楓が考えてくれたもので
虹の見出し線が慎吾が考えたそうである。
そして目玉となるエビスじいちゃんの似顔絵を翔吉が考えたのである。
翔吉「エビスじいちゃんの似顔絵を考えてくれたのは父ちゃんなんです。」
翔吉「父ちゃんがスマホで写真を持ってたんで」
理貴「そうか、本多さんなら親父の写真持ってるね」
翔吉「後、文章も考えてくれました」
理貴「え!?本当に!?」
事業内容が簡潔的にまとめられているがこれは翔吉の父が添削してくれたそうだ。
理貴「翔吉君のお父さんとは仕事でいろいろお世話になっているからお礼しなきゃ!」
前から考えていた元のチラシと日葵たちが考えたチラシを畳の上に置いて並べて比較した。
見比べてみると絵がついていて反省点を全て活かされたような仕上がりなっている。
だが駄菓子屋エビスのタイトルのデザインはそのままにしてくれた。
全部変えて一新せずみんなでチラシを完成させたような感じで感動する。
みんなが駄菓子屋とエビスじいちゃんのために考えてくれたチラシを
理貴は抱きしめるように胸に軽く押し当てる。
こんなにも子どもたちや大人たちが駄菓子屋エビスのことを考えているのだと思うと理貴の胸が熱くなる。
理貴「翔吉君と会うのは始めてだけど翔吉君のお父さんに写真を共有してもらったんだ」
理貴はスマホの写真から翔吉の写っている写真を見せた。
翔吉「あっ!俺だ!」
翔吉の写真を持っていたようですぐに理貴は話を進めることができたのである。
理貴「あっそうだ!みなさんの写真を撮ってもよろしいでしょうか?」
理貴「親父がどうも人の顔や名前を覚えるのが苦手なんですよ」
理貴「オリーブの店長時代にお客さんの前で緊張する時は顔を野菜だと思えって言ってましたのでそれが原因かなと」
笑い話を交えながら理貴は子どもたちを撮ることへの許可を貰おうとしている。
理貴「日葵ちゃんのお母さんにもよろしく伝えておくからね。」
日葵「はい」
丹下先生「みんないいかな?」
子どもたち「はい!」
駄菓子屋に日葵たちが来店したことの証明になるし日葵の母と話しやすくなるため断る理由は何もない。
改めて翔吉の写真を一枚、そして日葵たちの写真を一人一人撮って
最後は丹下先生を入れて桜林小学校3年1組全員の集合写真を撮った。
またチラシの話に戻していき理貴の評価は100点満点である。
理貴「私も親父も絵を描くのに自信なかったんです!」
理貴「本当に素晴らしいです!」
理貴「是非みなさまの考えたチラシを宣伝に使わせていただきます!」
丹下先生「ありがとうございます!」
宿題にしつつ昨日と今日で急ぎ足ではあったが社会勉強としての駄菓子屋の支援活動は無駄ではないと丹下先生は感じ
日葵とエビスじいちゃんの関係も深まるきっかけもでき成功したと言ってもよい。
しかし支援活動はここで終わりではなくこれからも支援活動を続けて盛り上げていきたい。
以前エビスじいちゃんと話してきたことを振り返りまずは月額会員制について言及する。
丹下先生「店長と月額会員について話をしてチケットにするかリストにするか話し合いをしましたが」
丹下先生「理貴さんもご存じですか?」
理貴「はい、親父と話した結果無くしてしまうリスクを考えてこちらでリストにして管理することになりました。」
丹下先生「はい、わかりました」
丹下先生は視線を翔吉に送る。
日葵たちも翔吉に視線を送る。
翔吉「あっえっと…あはは…」
翔吉はみんなの視線を反らして理貴の顔を見て苦笑いする。
紛失するリスクを考慮してチケットではなくリストにして店側で管理することになったが
チケットの案が見送られる原因となった人物はすぐ近くにいたようである。
丹下先生「すみません管理が大変になると思われますが…」
理貴「いえ…全然構いません。リストでの管理がいいかなと私も思っています。」
翔吉と今日初めて会う理貴だが、翔吉がどんな子なのかなんとなくわかってしまった。
ここは良い意味で捉えクラスのムードメーカーとする。
そんな翔吉はエビスじいちゃんに可愛がられるだろう。
エビスじいちゃんと仲良くなりたい日葵は、性格が翔吉と対照的ではあるが
真面目でしっかり者だと思われるのでエビスじいちゃんとみんなで一緒に翔吉の面倒を見てもらいたいところだ。
そして理貴は頼れる若いお兄さんとしてのポジションを目指していきたいようだ。
理貴「私は本業であまりここにはいませんが頼りなれるようなお兄さんを目指していきたいかなと思います。」
理貴「ご意見ご要望ありましたら気軽にお申しつけください。」
理貴「事業内容にあります通りお茶会など子どもたちやお客様のための憩いの場を目指しております」
理貴「お忙しい中ご来店された桜林小学校のみなさまにおもてなしさせていただきます。」
理貴「お茶を淹れてきますので少々お待ちください。」
翔吉「あ!理貴さん!」
翔吉「俺ジュースが飲みたいです!」
慎吾「俺も冷えたのが飲みたいです。」
和河也「僕もジュースにします!」
楓「私も甘いものが飲みたいな…」
理貴「ミニ缶ジュースしかありませんが50円となります。毎度ありがとうございます!」
丹下先生(あ!)
そう来たかと言うように嫌な予感が頭をよぎる。
これは昨日のエビスじいちゃんと同じように飲み物を買わせようとする流れである。
さらに感謝の言葉を送られ買うことを前提としてた言い方をしてきてこちらの逃げ場を塞ごうとしてくる。
しかも子どもたちはミニ缶ジュースで甘いものが飲みたそうである。
理貴「先生はお茶にしますか?」
日葵「あの…私もお茶で…」
日葵は丹下先生の気持ちを察し無料のお茶を選択する。
教師としてさらには仕事として給料を頂いている大人として
たかが安くもないジュースにケチをするわけにはいかない。
これも理貴の計算ならしてやられた感じである。
丹下先生「日葵ちゃんも好きなの選んで、私も喉が渇いてましたので」
丹下先生「みんな好きなものを選んでいいからね」
丹下先生「ただし今回も1つだけだからね」
子どもたち「はーい!」
理貴「毎度ありがとうございます!」
理貴「おいしいお菓子もたくさん売っているよ!」
翔吉「今日はチョコが食べたいかな」
日葵「私はクッキー!」
丹下先生「え!?」
子どもたちは丹下先生にお菓子も奢って貰えるのだと思っているようだ。
理貴「いや~先生いつもご支援ありがとうございます!」
丹下先生(う!これは!?)
飲み物だけではなくお菓子を買わさようとしているとこは流石店長の血を引く理貴である。
商売上手なところは父親譲りだがそれ以上である。
丹下先生は子どもたちのためにお菓子も買ってしまうのだろうか。
駄菓子屋エビスの未来に向けた意見交換は今後も続きそうだ。
現在エビスじいちゃんは歯の治療に奮闘中である。
続く